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【1987年 第1回 国際グリム賞受賞者】

クラウス・ドーデラー博士

Dr.Klaus Doderer
クラウス・ドーデラー博士


経歴

1925年 1月20日西ドイツライン川河畔のビ−プリッヒに生まれる。
      父は作家のオットー・ドーデラー。
      第2次世界大戦後、マールブルグ大学で文芸学・美術史・哲学を専攻。
1953年 文学博士号を取得。
      ダルムシュタット教育研究所の教員養成科講師等を歴任。
1963年 J.W.ゲーテ大学教授、同大学児童文学研究帝長となり、今日にいたる。
1972年 国際児童文学学会(IRSCL)の創設につとめ、初代会長となる。
1982年 研究業績と「児童文学事典」の功績により、
      フリードリッヒ・ポーデッカー賞を受賞。
1986年 大阪国際児童文学館主催の「児童文学国際研究会議」に出席のため来日。




主な著作】

・単著
「ドイツの短篇小説」1953年
「ことばの世界への道」1960年
「文学教育の問題としての知識の本」1961年
「古典的児童文学−その批判的考察」1969年
「寓話−形式・像・教訓」1970年
「文学と学接−因難な状況に関するエッセイ」1983年

・編著
「絵本入門」1972年
「絵本一その歴史と発展」1973年
「児童文学事典」全4巻1975〜1982年
「児童文学の美学」1981年
「今日の子どものためのメルヘン」1982年



【贈呈理由】

クラウス・ドーデラー博士は、児童文学をそれぞれの社会や時代の反映であるととらえ、
精神史や社会状況の面から児童文学を論ずることを中心に研究をすすめて、
児童文学研究の深化と方法論の確立にすぐれた成果を挙げられました。

また1963年、J.W.ゲーテ大学児童文学研究所を創設し、その所長として、
研究チームによる総合的な児童文学研究の推進につとめてこられました。
特に「児童文学事典」全4巻の編集責任者・執筆者としての活躍はめざましく、
この事典は児童文学の歴史的・国際的研究の基盤づくりとして高い評価を受けています。

ドーデラー博士はまた、文学教育や言語教育のあり方について鋭い指摘を続けるとともに、
国際児童文学学会の創立に尽力されるなど児童文学研究の国際的振興にも多大の貢献をしておられます。

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