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■国際グリム賞


【1995年 第5回 国際グリム賞受賞者】

ドニース・エスカルピ博士

Dr.Denise Escarpit
ドニース・エスカルピ博士


経歴

1920年      12月1日生
1940〜1967年 高等学校で古典文学、及び英文学を教授。
1967〜1983年 ボルドー第3大学で児童文学の講座を担当。
1972年      児童書の書評誌 "Nous voulons lire!" (「読みたい!」)を創刊。
1979年      エセックス・マルセイユ大学で博士号を取得。
1981〜1985年 国際児童文学会会長。

ボルドー第3大学名誉教授。行政レベルの活動も活発で、
国際児童図書評議会、国際児童文学学会の理事を務め、
児童文学研究の国際的交流・振興にも多大の貢献をした。




主な著作】

『ヨーロッパの児童文学』
『子どもの本のイラストレーションの機能と必要性』
『ペールカストール文庫について』
『フランスと英国における萬話「長靴をはいた猫」の歴史』
『世界の児童文学』
『子ども、絵、物語』
『絵の言いたいこと』
『児童文学、場所リスト 1988』
『フランス児童文学作家案内』
『絵本画家案内』



【贈呈理由】

エスカルピ博士は、フランス児童文学の先駆者であり、現在にいたるまで、
フランス国内外で、児童文学研究に関する幅広い活動を行っています。

研究活動の中核をなすものは、1979年に、エセックス・マルセイユ大学で書いた
「フランス及びイギリスにおける<長靴をはいた猫>」の論文に見られる昔話研究で、
この論文によって、博士号を取得しました。
そこに見られる記号論・図像学・比較文学の理論を導入した研究は、児童文学研究の幅を大きく広げました。

また、エスカルピ氏は、大学で児童文学の講座を行い、
フランス児童文学研究に先鞭をつけたソリアノ氏の後を継ぐ形で、
児童文学研究の学術的な地位を確立してきました。

児童文学の普及活動に関しては、1972年より、児童書の書評誌
"Nous voulons lire!" (「読みたい!」1972年.創刊)を刊行、現在も刊行しています。

国際的な舞台での活躍も著しく、国際児童図書評議会や国際児童文学学会の理事を務め、
児童文学研究の国際的交流・振興にも多大な貢献をしました。

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