|
|
表彰・コンクール |
■国際グリム賞
【2007年 第11回 国際グリム賞受賞者】
|
Dr. John Stephens
ジョン・スティーヴンス博士
【経歴】
1944年 オーストラリア生まれ
1970年より マコーリー大学(オーストラリア)で講じる
1997〜99年 国際児童文学会会長を務める
1999年より 中国・北京師範大学名誉教授
2001年より マコーリー大学 英語学科教授
|
【主な著作】
・単著
Language and Ideology in Children’s Fiction (1992)
『児童文学における言語とイデオロギー』
Reading the Signs: Sense and Significance in Written Texts (1992)
『記号を読む:テキストにおける感覚と意味』
・編著・共著
Literature, Language and Change: From Chaucer to the Present (1990)
『文学、言語、変化:チョーサーから現代まで』
From Picture Book to Literary Theory (1994)
『絵本から文学理論まで』
Retelling Stories, Framing Culture: Traditional Story and Metanarratives in Children's Literature (1998)
『物語を語り直し、文化を構築する―児童文学における伝統的な物語とメタナラティヴ』
Ways of Being Male: Representing Masculinities in Children’s Literature and Film (2002)
『男性になる手段:児童文学と映画における男性性の象徴』
Oxford Encyclopedia of Children's Literature (2006)
『オックスフォード児童文学辞典』
【贈呈理由】
ジョン・スティーヴンス博士は、児童文学研究における理論派として活躍され、
国内外において幅広い活動を行っておられます。
現在、オーストラリア・マコーリー大学英語学科教授として、大学院での児童文学研究指導をはじめ、
ポストコロニアル文学、現代詩、ディスコース分析等を講じておられます。
また、中国・北京師範大学名誉教授でもあります。
刺激的な著作、論文も多く、社会学的、文化論的視点からの研究で、児童文学研究をリードしておられます。
ことに、「男性性」に着目した論文の数々など、児童文学をめぐるジェンダー論に関してはパイオニアの一人です。
世界各国の研究者とも共同研究を行い、オーストラリア、アジア、ヨーロッパの研究者の育成にも尽力されています。
また、国際児童文学学会(IRSCL)会長(1997-99)、オーストラリア児童文学研究協会会長(2006-)など
さまざまな研究学会で要職に就かれて、児童文学研究に貢献されています。
以上の業績により、ジョン・スティーヴンス博士は、児童文学研究の国際的振興に
大きく寄与する研究者として高い評価を得ておられます。
・第11回 国際グリム賞贈呈式・講演会(2007年11月18日)報告 (PDF) |
←戻る
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
国際グリム賞 |
ニッサン童話と絵本のグランプリ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
一般財団法人
大阪国際児童文学振興財団
〒577-0011
東大阪市荒本北1-2-1
大阪府立中央図書館内
TEL : 06-6744-0581
FAX : 06-6744-0582
|
|
|