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■国際グリム賞


【2013年 第14回 国際グリム賞受賞者】

Dr. Kimberley Reynolds
キンバリー・レイノルズ 博士

【略歴】

1975年アメリカ・ロングアイランド大学卒業後、イギリスにわたり、サセックス大学で19世紀の児童文学について学び、1989年に博士号を取得。
1990年に英国ローハンプトン大学に国立児童文学研究所を創設、初代所長となると同時に同大学で児童文学の教鞭をとる。2004年には英国ニューカッスル大学に移り、若手研究者の育成、支援を継続すると同時に、「セブンストーリーズ」(英国・子どもの本センター)の理事に就任。



【主な著作】

・単著
『ガールズ オンリー?−1880年〜1910年のジェンダーと児童読物』(1990年)
『ヴィクトリア朝のヒロイン−19世紀の文学、技術における読書と女性像』(1993年)
『児童文学の革新性−社会的芸術的な変化の中で』(2007年)
『児童文学研究:研究ハンドブック』(2010年) 『新世紀の児童文学』(『1890年代と1990年代の児童文学』の改版、2012年)

・編著・共著
『1945年以降の英国児童出版』(共編著、1998年)
『子ども時代の死の象徴性』(共編著、2000年)
『記憶されるべき子ども時代』(共著、2003年)
『児童文学、テレビ、映画、演劇における子ども』(編著、2003年)
『現代児童文学入門』(編著、2005年)
『児童文学入門』(編著、2011年)



【贈呈理由】

キンバリー・レイノルズ博士(Kimberley Reynolds)は、児童文学・児童文化の優れた研究者であり、現在、英国ニューカッスル大学の英語・英文学部の教授を務めている。児童文学史、少女小説、子ども観、出版史など、幅広い研究対象をもち、成果を単著・共著の形で次々と発表している。

1990年にローハンプトン大学に国立児童文学研究所を創設、初代所長となる。研究所設立によって、英国内の児童文学研究の活性化に貢献すると同時に、多くの海外児童文学研究者の育成、支援、ネットワーク作りを行った。また、児童文学研究所を拠点に、IBBY(国際児童図書評議会)イギリス支部の活動を活性化させ、IBBY再加盟に貢献した。加えて、国際児童文学学会(IRSCL)では会長(2003-07)として、学会の発展に尽力した。

2004年にはニューカッスル大学に移り、若手研究者の育成、支援を継続すると同時に、「セブンストーリーズ」(英国・子どもの本センター)の理事に就任。アルゼンチン、カナダ、オーストラリア、ベルギー、スウェーデン、インド、日本など、世界各国で講演を行っている。



【贈呈式・記念講演会】
 2013年10月27日(日)  大阪国際交流センター
 記念講演会「知られざる英国児童文学史 −1910年〜1949年の見過ごされてきた作品を中心に−」
  通訳:松下宏子(関西大学ほか非常勤講師)



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