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表彰・コンクール |
■国際グリム賞
【国際グリム賞 実施要項】
2024年9月 |
国際児童文学研究賞実施要項
1.趣旨
児童文学の真の発展のためには、地道な研究の積み重ねが必要であり、そうした研究にたずさわる人々の業績を顕彰することはきわめて有意義である。ここに、世界における児童文学の研究者を対象とする国際的児童文学賞を設け、児童文学の振興に寄与しようとするものである。
2.設置の経緯
この賞は、1986年、大阪府立大手前高等学校創立100周年記念事業として同校同窓会金蘭会の基金により設置されたもので、その趣旨を推進する大阪国際児童文学振興財団との共催事業として実施するものである。
なお、この賞の設けられた1986年は、昔話の採集者・再話者であり、すぐれたメルヘン研究者でもあったグリム兄弟生誕200年の記念すべき年にあたり、それにちなんで「国際グリム賞」と名づけた。また、作家・画家を対象とする国際アンデルセン賞と交互になるように隔年に授与することとした。
3.主催
一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
一般財団法人 金蘭会
大阪府立大手前高等学校同窓会 金蘭会
4.名称
国際グリム賞 (The International Brothers Grimm Award)
5.対象
児童文学や絵本の研究にすぐれた業績をあげた者、または児童文学や絵本の研究・紹介等の振興に顕著な功績のあった者。団体は原則として賞の対象としない。
6.賞品および賞金
正賞 楯
副賞 賞金 1,000,000円
7.授与の時期および人員
1987年を第1回とし、以後隔年に1回授与する。
1回の授賞人員は1名とする。
8.選考方法
1) 国内および海外の関係者に対するアンケートを行い、その結果をもとに選考委員会において授賞者を決定する。
2) 選考委員は次の10名とする。
Clare Bradford |
ディーキン大学名誉教授 (オーストラリア) |
朱 自強 |
中国海洋大学教授 (中国) |
Winfred Kaminski |
ケルン応用科学大学名誉教授 (ドイツ) |
Kimberly Reynolds |
ニューカッスル大学教授 (イギリス) |
Sara Pankenier Weld |
カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授、
IRSCL会長 (アメリカ合衆国) |
川端 有子 |
英語圏児童文学会会長、日本女子大学教授 |
佐藤 宗子 |
日本児童文学学会理事、千葉大学名誉教授 |
水間 千恵 |
白百合女子大学教授 |
田原 由夫 |
(一財)金蘭会理事 |
宮川 健郎 |
(一財)大阪国際児童文学振興財団理事長 |
9.その他
1) 受賞者を招き、式典を行う 。
2) この賞に必要な資金は、一般財団法人金蘭会からの資金をもって充てる。
3) この賞に関する事務は一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が行う。 |
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国際グリム賞 |
日産 童話と絵本のグランプリ |
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一般財団法人
大阪国際児童文学振興財団
〒577-0011
東大阪市荒本北1-2-1
大阪府立中央図書館内
TEL : 06-6744-0581
FAX : 06-6744-0582
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