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国際講演会「日本の子どもの本に描かれる「西洋」のイメージ-石井桃子翻訳作品からはじめて-」
 ※ 終了しました
IICLO国際講演会

日本の子どもの本に描かれる「西洋」のイメージ
-石井桃子翻訳作品からはじめて-
 韓国、カナダ、アメリカ合衆国、日本とさまざまな国に住み、日本児童文学の研究を石井桃子との出会いからはじめたスティーブン・チェさんにお話をうかがいます。
 石井桃子翻訳作品をはじめとする日本の児童文学に描かれる「西洋」のイメージや、研究の過程で気づいたこと、日本児童文学についての考えをお話しいただくことで、国際的な視野からみた「児童文学」について考えます。

<第1部> 講 演  講 師:スティーブン・チェ さん(児童文学研究者)
<第2部> 対 談  聞き手:土居 安子(IICLO理事・総括専門員)

開催日時
2023年3月25日(土) 14:00~16:00
場 所
大阪府立中央図書館 2階 多目的室
対 象 : 子どもの本に関心のある方ならどなたでも
定 員 : 50人(申込先着順)
参加費 : 無料 
申込方法:当財団ホームページ
〔 参加申込 〕から、または、電話、FAX
  
※ 終了しました
◇ 後 援 : 大阪府立中央図書館
◇ 協 賛 : サントリーホールディングス(株)、富士通Japan(株)、ムサシ・アイ・テクノ(株)

◆◇ 講師 ◇◆
 スティーブン・チェ ( Stephen Choi )
韓国で生まれ、10歳の時に家族でカナダへ移住。アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるコロンビア大学博士課程で、日本近代文学・日本児童文学を専攻する。2021年から早稲田大学のビジティング・リサーチ・フェローとして日本に滞在。文学がいかに子どもに受容されるかを探りながら、近代日本において児童文学が成立したプロセスをたどることを研究テーマとしている。論文に「女性たちの『小公子』―19世紀末アメリカと日本における女性と子どもの文学」(『比較文学年誌』早稲田大学比較文学研究室 2022年)があり、研究発表に、「〈メンターシップ〉で普及される戦前の啓発書─吉野源三郎『君たちはどう生きるか』の80年」(日本児童文学学会例会、2022年6月)、「本、キャラメル、そしてツアーするカバ―日本の戦後児童文学におけるカバヤ文庫」(アジア研究協会(AAS)大会、2022年3月)などがある。2023年4月からは神奈川大学で非常勤講師をつとめる。


  チラシ(PDF)

 
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