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■昭和期の児童映像文化と幻灯  ※ 終了しました
昭和期の児童映像文化と幻灯  
 (スライド)  
   ◆ 講 師 : 鷲谷 花(大阪国際児童文学振興財団特別専門員、
                 早稲田大学演劇博物館招聘研究員)


18世紀以前に遡る長い歴史をもつ静止画映写メディア「幻灯」は、昭和戦中期に従来のガラススライドからフィルムへと媒体を切り替えて復興し、戦後にかけて発展を続けました。

まだ映画もモノクロ作品が主だった1940年代から1950年代、映画や紙芝居にはない鮮明なカラー映像を大画面で見せることが可能な「幻灯」は児童向け映像メディアとして、教育、宣伝、娯楽、社会運動などに幅広く活用されました。

学習研究社や小西六寫眞工業(現コニカミノルタ)などの大手メーカーが、長谷川町子や清水崑、せなけいこ等、後に他分野で活躍する作家を作画者として起用し豪華なフルカラーの「幻灯」を製作・販売する一方、個人や社会運動団体による教育・文化・福祉運動として幻灯自主製作・自主上映活動が盛んに行われました。

今回は、1950年代の「幻灯」を幻灯機で映写、併せて「昭和期の児童映像文化としての幻灯」を講師がレクチャーします。

        ● 日 時 : 平成29年7月1日(土) 14:00~16:00

        ● 場 所 : 大阪府立中央図書館 2階多目的室

        ● 対 象 : 大人

        ● 定 員 : 80人(事前申し込み不要、当日先着順)

        ● 参加費: 無料

        ● 主 催 : 日本児童文学学会 関西例会
        ● 主 催 : 一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団

      ※13:30から日本児童文学学会関西例会を開始し、児童文学に関する研究発表を行います。
        (参加自由)

 ≪上映作品≫(予定)
  ◇ 『月夜のまいご』 製作年不詳
    製作・配給:小西六寫眞工業株式会社
    原作・画:長谷川町子

  ◇ 『野ばら』 1952年
    製作:人形劇団プーク
    原作:小川未明  脚色:高橋克雄  演出:川尻泰司
    美術:田畑精一、石井マリ子  撮影:佐竹晴雄  制作:厚木たか
    配給:光影社

  ◇ 『ぼくのかあちゃん』 1954年
    製作:東京大学セツルメント川崎こども会
    作画:加古里子
    配給:日本幻灯文化社

  ◇ 『わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん』 1954年
    製作:東京大学セツルメント川崎こども会
    作画:加古里子
    配給:日本幻灯文化社

チラシ
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(PDF) 

 

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